フリーターの女性が、正社員になっても働き続けやすい職場環境とは?

最終更新日: 2018年10月17日

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なんとなくフリーターを続けていたものの、将来への不安や焦りから、正社員を目指すフリーターの女性はたくさんいます。

フリーターと正社員の生涯賃金を比べてみても、

フリーターの女性が、1か月10万円の給料で40年間働いた場合、生涯賃金は4,800万円

それに対して、女性正社員の生涯賃金(退職金を除く)は、高校卒で1億5,000万円大学卒で2億2,000万円です。(独立行政法人労働政策研究・研修機構調べ)

フリーターから正社員になって働き続けていれば、これに近い生涯賃金を受け取ることができるので、正社員を目指すことは女性にとっても大きな価値があるといえるでしょう。

しかし、やっと正社員になれたとしても、様々な理由で退職したり、転職を繰り返したりと、働き続けられない人は珍しくありません。

そこで、フリータの女性が正社員になっても働き続けやすい職場環境の特徴について紹介していきます。

※今回の記事は、2017年9月現在の情報になります。

1. 女性が考える働きやすい職場とは

まずは、転職情報サイトのエン・ジャパンが女性に行った、「働きやすい職場」についてのアンケートを見てみましょう。

女性が働きやすい職場にするために必要だと思う事は何ですか?。職場復帰支援の充実58%、育児休暇制度の充実57%、短時間勤務制度の充実51%、保育施設の設置45%、男性社員の意識改革43%、管理職の意識改革42%、女性社員の意識改革34%、在宅勤務制度の充実32%、女性管理職を増やす25%、特にない3%、その他3%。
出典:2014年エン・ジャパン

この調査によると、女性が働きやすい職場には、「職場復帰支援の充実」「育児休暇制度の充実」が必要だと思っている女性が60%近くもいます。

次いで、「短時間勤務制度の充実」51%、「保育施設の設置」45%となっているので、多くの女性が、育児と両立できる企業で働きたいと考えていることがわかります。

フリーターをしている女性には、まだ若い人が多いですが、将来結婚してからも働けたり、育児を終えて復帰できる職場であれば、長く働き続けることができるはずです。

2. フリーターの女性が、正社員として働き続けやすい職場環境の特徴

ここからは、フリーターの女性が正社員になってから働き続けやすい職場の特徴について、より詳しく見ていきましょう。

2-1. 育児のための制度がある

女性は、産休や育休が終わって職場に復帰しても、以前のようにフルタイムで働くことは難しくなります。

そのため、育休後でも女性が働き続けられるように、勤務時間を短くする会社が増えています。

育児のための所定労働時間の短縮措置等の制度の導入状況。短時間勤務制度57.8%、所定外労働の制限53.2%、始業・終業時刻の繰り上げ、繰り下げ30.4%、育児の場合に利用できるフレックスタイム制度12.8%、育児休業に準じる措置9.2%、育児に要する経費の援助措置4.3%、在宅勤務・テレワーク2.3%、事業所内保育施設2.2%。
出典:厚生労働省「平成27年度雇用均等基本調査

グラフから分かるように、「短時間勤務制度」と「所定外労働の制限」が、60%近くの企業で導入されています。

「短時間勤務制度」を利用すれば、1日原則6時間で働くことができますし、「所定外労働の制限」を利用すれば、残業を免除してもらえます。

また、「始業・終業時間の繰り上げ・繰り下げ」を利用すれば、家事や保育園の送り迎えが楽になります。

まだまだ少ない、事業所内保育施設(企業の中の保育所)ですが、

  • 資生堂
  • ローソン
  • ヤクルト
  • 日本生命(※企業主導型保育所予定)

などが、通勤時間の短縮ができるように、社員向けの保育所を設置しています。

このような大手企業が、積極的に保育所の設置に取り組んでいるので、保育所の設置を前向きに行う企業が、今後増えるのではないでしょうか。

今現在、育児対策をしている企業は非常に多くなっているので、フリーターの女性もこの点にはこだわってみるとよいでしょう。

2-2. 福利厚生が充実していて、利用者が多い

正社員には、

  • 産前・産後休暇
  • 育児休暇

など女性に役立つ福利厚生が充実しています。

しかし、産休や育休は、福利厚生が利用しにくい雰囲気があるという話もよく聞きます。

重要なのは、その制度が活かされているかということですので、利用者がいない場合は、いくら制度があっても意味はありません。

産休や育休などの福利厚生の利用者が多いのかについては、面接などで確認することができるので、

「結婚や出産後も働き続けたいのですが、産休や育休の利用者は多いですか?」

など質問してみるのもよいでしょう。

また、その他に、女性向けのプライベートでも楽しめる福利厚生があれば、仕事への意欲向上にもつながります。

企業が提供しているユニークな福利厚生には、

  • 妊活の支援(メルカリ)
  • 社内年末ジャンボ宝くじ(日本食研)
  • 女子会手当(ABCマート)
  • 全身無料脱毛(ミュゼプラチナム)

などがあります。

こういったユニークな福利厚生を用意している企業もあるので、探してみるのも楽しいかもしれません。

2-3. 子育てをしている女性が働いている

職場に子育をしている女性がいるのかいないのかは、女性が働き続けられる職場なのかを判断する目安になります。

子育てをしている女性が多い場合は、家庭と仕事の両立がしやすく、会社や職場のサポートがあるということです。

また、子育てをしている女性同士で家事や育児についての相談や助け合いができるので居心地がよく、どうすれば働き続けられるのかのお手本にもなるでしょう。

「女性が多い職場は女性が働きやすい」と聞くことがありますが、未婚女性だけの職場では、家事や育児についての理解が得られにくいものです。

子供が小さい時には病気や学校行事が多く、急な休みや時短勤務を利用することがあります。

そんな時、他の社員に仕事のしわ寄せがいったり迷惑がかかる場合もあり、風当たりが強かったり孤立することがあるかもしれません。

フリーターの女性が、フリーター同士の職場で気軽に働けるのと同じように、将来子供ができると、子育てをしている女性がいる職場が働きやすいと感じるはずです。

2-4. 給与や仕事内容、待遇に男女差が少ない

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女性は、男性と同じ職業で働いていたとしても、

  • 男性より給料が少ない
  • サポート業務が多い
  • 重要な仕事を任されない

ということはよくあります。

また、「お茶くみやコピー、掃除は女性がして当たり前」というような、男性の意識がある職場もあります。

若いうちはそれほど気にならなくても、勤続年数が長くなるほど給料や昇進の開きが出てきて、不満を感じたり離職につながることがあります。

一般的に、会社の給与や仕事内容、待遇には男女差がありますが、女性管理職がいる職場は比較的男女差が少ないので、女性にとって働きやすい職場といえます。

2-5. 転勤がない

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フリーターをしていると転勤がないので実感がないかもしれませんが、女性が転勤する場合、様々な問題が出てきます。

未婚の時は、恋人と別れるきっかけになったり、結婚のタイミングを逃すことになるかもしれません。

結婚してからの転勤だと、妻の転勤についてくる夫は当然いないので、別居状態か、結局女性が退職することになります。

キャリアを臨む女性や、様々な土地で働きたい女性にとって、転勤はとても魅力的ですが、「家庭優先」「定年まで働く」つもりなら、転勤がない会社を選びましょう。

2-6. 残業が少ない

結婚前でも残業が少ない企業がよいと思う人は多いですが、結婚をしてからは、食事の支度や家事、子供の世話などがあるので、残業をするのは難しいです。

育児休暇が終わっても、子供はまだまだ小さいので一人でお留守番はできませんし、延長保育にも預かり時間の制限があります。

全く残業がない会社は少ないのが現状ですが、定時退社を推奨したり、残業を制限している会社は増えています。

また、自分が残業しないことで他の社員に負担がかからないように、未婚や既婚、子供がいるいないに関係なく定時で退社できるのかも大切なポイントになります。

2-7. 介護休暇がある

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フリーターの女性はまだ年齢が若いので、「親の介護」と言われてもピンとこないかもしれませんが、親の介護は、育児と同じくらい、働く女性にとっては大きな問題です。

今はまだ元気な親でも、次第に介護が必要な時がやってきます。

その時に、親の世話をしてくれる家族や施設があればよいのですが、見つけることはなかなか難しいです。

いずれは誰もが直面する可能性が高いので、介護休暇がある職場であれば、もしもの時に悩まずにすみます。

3. まとめ

長く働くことを考えると将来を見すえて、職場選びをしなければなりません。

今は、「結婚しない」「子供はいらない」と思っていても、素敵な男性と出会って結婚するかもしれませんし、子供が欲しいと願う時が来るかもしれません。

また、「育児が終わってバリバリ働きたい」「親の介護をしなければならない」、そんな時が来るかもしれません。

様々な将来を考えて、正社員になるための準備をしておけば、働き続けやすい職場を見つけることができるでしょう。

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