ハンバーガーメニューの画像

高卒フリーターが良い企業に正社員就職する方法

最終更新日: 2018年10月17日

高卒フリーターが良い企業に正社員就職する方法のアイキャッチ画像

高校を卒業してから、フリーターをしている人には、

  • 年齢が上がった
  • 友人が就職した
  • 金銭的に困った

というようなタイミングで、「正社員就職をしたい」と考える人が多いです。

しかし、

  • 「高卒フリーターから正社員就職できるだろうか?」
  • 「よい企業に正社員就職できるだろうか?」
  • 「どのような職種がよいだろうか?」

というような、さまざまな疑問が頭に浮かんで、積極的に就職活動を行えない人もいます。

そこで、ここでは、当社の現役キャリアアドバイザーが、「高卒フリーターの就職活動環境」や、「高卒フリーターから、良い企業に就職する方法」を解説します。

1. 「高卒」や「大卒」といった学歴は、正社員就職できる確率に影響しない

高卒フリーターの人には、就職活動をする際に「学歴」を気にする人が多いです。

「高卒の学歴が原因で、正社員に採用されるのは難しい」と考えてしまうからです。

しかし、学歴は「フリーターから正社員になれる確率」に影響しません

以下のグラフは、学歴と正社員になれた割合について、フリーター経験者にアンケートを行った結果ですが、男性の場合、「高卒まで」の人のほうが「高卒超(専門卒・大学卒など)」の人よりも正社員になれた割合が高いです。

学歴と正社員になれた割合。男性、高卒まで66.7%。高卒超57.1%。その他不明43.7%。女性、高卒まで50.0%。高卒超50.0%。
出典:労働政策研究報告書No.148 2012年

女性の場合は、「高卒超」の人のほうが内定をもらえた割合が高いですが、それほど大きな差ではありません。

企業には、大卒の人を採用したいと考える企業もあれば、高卒の人を採用したいと考える企業もたくさんあるからです。

また、近頃の企業の人材不足を反映して、高卒の人の採用枠を増やす企業も多くなってきています

高卒フリーターの人が正社員を目指して就職活動を行う際には、学歴にコンプレックスを持たないで、しっかり対策をして取り組めば、よい結果を得られるでしょう。

2. 高卒フリーターが正社員就職するなら、就職活動を早くはじめると有利

フリーターから正社員就職を目指す場合、フリーター期間は短い人のほうが正社員就職しやすい傾向にあります。

以下のグラフからも分かるように、フリーター期間が6か月未満の場合、正社員になれたフリーターの割合は、男性72.5%、男女合計64.0%もあります。

フリーター期間別にみた正社員になれた者の割合。男性、6か月以内72.5%。7か月から1年61.7%。1年から2年60.0%。2年から3年62.1%。3年超57.0%。男女合計、6か月以内64.0%。7か月から1年58.3%。1年から2年52.2%。2年から3年58.9%。3年超48.9%。女性、6か月以内56.5%。7か月から1年55.1%。1年から2年42.9%。2年から3年54.1%。3年超38.3%。
出典:若年者雇用を取り巻く現状

フリーター期間の短い人が採用される理由は、年齢が若いので、「採用後の研修や指導で成長してくれる」と企業が考えるからです。

しかし、フリーター期間が3年を超えた場合でも、男性57%、男女合計48.9%の人が正社員就職できているので、しっかり就職活動対策をすれば、高い確率で正社員になれます。

3. 高卒フリーターが正社員に就職した方法

ここまでの解説で、高卒フリーターからでも、しっかり就職活動を行えば、正社員になれる可能性が十分あることが分かったと思います。

では、ここからは、実際にフリーターをしていた人が、正社員に就職した方法を見ていきましょう。

正社員への経路(フリーター経験者のみ)。インターネット・新聞・雑誌・張り紙、27.2%。親・保護者・親戚・知人の紹介、24.7%。パートや契約社員からの登用、15.3%。ハローワークなど公的機関の紹介、10.8%。新卒向けの採用情報サイト、7.3%。公募、4.9%。高校・大学などの紹介、3.8%。その他、3.1%。派遣会社の紹介、2.4%。民間・NPOなどの支援機関、0.3%。
出典:労働政策研究報告書No.148 2012年

フリーターをしていた人が、正社員に就職した方法でもっとも多いのは、

  • インターネット・新聞・雑誌・張り紙 27.2%

です。

最近では、インターネット上の求人情報サイトで、フリーター向けの求人をたくさん見つけられるので、このような方法で正社員に就職する人が多くいます。

また、新聞、雑誌、張り紙などには、地元の求人をたくさん掲載しているので、自宅の近くで就職したい人がよく利用しています。

2番目に多いのは、

  • 親・保護者・親戚・知人の紹介 24.7%

です。

フリーターから正社員就職した人の、4人に1人が親や知り合いからの紹介で就職しています。

フリーターから正社員就職する人は、大企業で働くケースは少ないので、地元の中小企業を紹介してもらう人が多いです。

もしかすると、皆さんの親や親戚、知人から紹介してもらえる企業があるかもしれません。

就職活動をはじめたら、親や知り合いなどに「よい企業を知っていたら教えてください」と伝えておくとよいでしょう。

そして、3番目に多いのは、

  • パートや契約社員からの登用 15.3%

です。

フリーターの人には、飲食関連やコンビニなどのチェーン店に就職する人が多く、アルバイトをしていた企業にそのまま正社員として採用されるケースもあります。

アルバイト先に就職することに問題がないのであれば、店長や上司に、正社員登用をしてもらえないか聞いてみるとよいでしょう。

4. 高卒フリーターにおすすめの就職活動方法

高卒フリーターにおすすめの就職活動方法のアイキャッチ画像

ここまで紹介してきたように、就職活動方法には、さまざまな方法があるのですが、たくさんあると迷う人もいます。

そこで、これ以降では、キャリアアドバイザーの私が、高卒フリーターの人におすすめの就職活動方法を紹介します。

4-1. 最も簡単によい企業を見つけられる、フリーター向け人材紹介会社を利用する

高卒フリーターの人が就職活動をする方法の中で、最も簡単によい企業を見つけられる方法が、「フリーター向けの人材紹介会社を利用する」方法です。

人材紹介会社とは、「求職者と求人企業の橋渡し」をする会社のことです。

人材紹介会社では、求人企業を紹介してもらえたり、希望者には、キャリアアドバイザーから、履歴書の添削や、面接対策を行ってもらえます。

以前までは、このようなサービスは転職者など社会人経験がある人向けにだけ提供されていたのですが、最近ではフリーターを対象としたサービスが増えてきています。

フリーター向けの人材紹介会社を利用するとよい理由は、

  • 高卒フリーターが応募できる求人をたくさん紹介してくれる
  • 適性にあった企業を紹介してくれる
  • 求職者と企業の間に入って、採用されやすくしてくれる
  • 履歴書や面接で、高卒フリーターが採用されやすくなるポイントを教えてくれる

からです。

高卒フリーターが一人で就職活動を行うと、このような対策がなかなかできないので、人材紹介会社を利用することには大きなメリットがあります。

一方、デメリットは、

  • 人材紹介会社が保有する求人にしか応募できない
  • 人材紹介会社に訪問しなければならない

などがあります。

デメリットは少ないので、就職先を早く決めたい人は人材紹介会社を利用するとよいでしょう。

人材紹介会社は、インターネット経由で簡単に利用申し込みができて、無料で利用できます

以下の記事で、高卒フリーターの人が使っている人材紹介会社を紹介しているので、チェックしてみてください。

フリーターが使っている求人情報サイトフリーターが使っている求人情報サイト

4-2. 高卒フリーターが応募できる求人が豊富な、求人情報サイトを利用する

人材紹介会社のデメリットに、人材紹介会社が保有する求人にしか応募できないということがありました。

もっと多くの求人の中から希望の企業を見つけたいのでしたら、求人情報サイトを利用してみましょう。

大手の求人情報サイトを利用すれば、大企業から中小企業の求人、さまざまな職種の求人など、何千件の求人の中から希望の企業を見つけられます

求人情報サイトの求人には、応募条件が、

  • 「高卒以上」
  • 「学歴不問」
  • 「フリーター歓迎」

となっている求人がたくさんあるので、高卒フリーターの人も応募できる求人をたくさん見つけられるでしょう。

一方、求人情報サイトのデメリットは、一人で就職活動を行わなければならないことです。

履歴書作成や面接対策も、自分で行う必要があります。

当サイトでは、フリーター向けの履歴書作成や面接対策の方法について、以下の記事で詳しく解説しているので、一人で就職活動を行う場合に参考にしてください。

もし、これらの記事を参考にしても、一人で就職活動を行うことが難しい場合は、フリーター向けの人材紹介会社を利用するとよいでしょう。

5. 高卒フリーターから正社員就職する人に「人気の職種」

高卒でフリーターをしてきた人には、まだどの職種を目指すのか決めていない人もいるのではないでしょうか。

そこで、ここでは、高卒フリーターから正社員就職した人が多い職種を紹介します。

営業職
営業職のアイキャッチ画像

高卒フリーターから就職する人が多い職種に、営業職があります。

営業職の求人は、応募条件が「高卒以上」「学歴不問」「未経験者歓迎」とされているものが多く、人物重視で評価されることから高卒の人も採用されやすいです。

また、フリーターをしていた人には、資格を持っていない人が多いので、「普通自動車運転免許」を持っていれば仕事ができる営業職を希望する人が多いです。

営業職は、さまざまな業界や企業で必要とされているので、求人数が豊富で、高卒フリーターの人も採用されるチャンスがたくさんあります

営業職を希望する人には、高卒フリーターからでも比較的大きな企業から内定をもらう人もいます。

フリーター経験の中で接客経験があると、お客様への対応能力が身についているので採用選考で高く評価され、仕事をはじめてからも仕事に慣れるのが早い人が多いです。
販売職(店長候補)
販売職(店長候補)のアイキャッチ画像

アルバイトの経験を活かして、将来店長になることを前提に販売職に就職する高卒フリーターの人も多いです。

販売職の求人は、応募条件が「未経験者歓迎」「学歴不問」になっているものが多いので、高卒フリーターの人も採用されやすい職業です。

アルバイトとして勤めていた企業に、正社員登用してもらうケースもよくあります。

はじめは販売職からスタートをしても、店長職を務めて、さらにキャリアアップすることで、複数の店舗を運営・管理する立場になる人もいます。

アルバイトで身に付けた知識や経験、技術がそのまま活かせたり地元で働けることが多いので、正社員就職する際にあまり大きな変化を望まない人が選んでいます。
製造業での生産工程職
製造業での技術職のアイキャッチ画像

高卒フリーターから就職する人には、製造業で、製品の製造、加工、製品検査など、生産工程職として働く人もたくさんいます。

製造業での生産工程職には、「高卒」の人だけを採用している企業も多いので、高卒の人が採用されやすい職種です。

製造業の工場で、先輩の指導を受けながら技術を身に付けていくので、入社段階では未経験でも働くことができます

営業職や販売職に比べて、同じ企業で長く働き続ける人が多い職種でもあるので、長期的に働きたい人に人気があります。
IT関連の職種
IT関連の職種のアイキャッチ画像

IT関連職である、「プログラマー」や「システムエンジニア」に就職する高卒フリーターの人も多いです。

今現在もっとも求められている技術職でもあるので、企業の多くでIT関連職の人材が不足しています。

そのような理由から、IT関連の資格や技術を持っていない未経験者も企業は積極採用しており、研修などを通して1から教育しています。

IT関連職では、大卒や高卒といった学歴関係なく、実力次第で給料が上がったり、昇進したりできるのも魅力といえます。

プログラミングをすることや技術の勉強をすることが好き、という人に向く仕事です。
介護職
介護職のアイキャッチ画像

高齢化が進む中で介護の仕事が増えていることから、高卒フリーターの人にも介護職に就職する人が増えています。

業界全体が介護職員の人手不足の状況にあるため、学歴や経験、保有資格を問わず採用が行われています

介護の仕事をはじめてからは、実務経験を積んだり、勉強をして資格を取得することで、キャリアップをすることもできます。

人の役に立ちたいという思いがあることに加えて、体力にも自信がある人に向いている仕事です。
事務職
事務職のアイキャッチ画像

事務職は、女性に人気が高い職種ですので、高卒フリーターの女性もたくさん就職しています。

未経験から応募できる求人もあるので、まずはそのような求人の採用選考に参加するとよいです。

しかし、人気が高く採用倍率は高くなる傾向にあるので、事務職未経験で求人に応募すると採用されるのが難しい場合もあります。

契約社員や派遣社員でも事務職経験があると正社員に転職しやすくなるので、一度目の就職は正社員以外を目指すのもよいでしょう。

経理事務や医療事務、秘書などを目指す場合は、簿記資格や医療事務資格、秘書検定などの資格を取得してから、正社員就職を目指すと有利になります。

ここまで、高卒フリーターの人に人気の職種を紹介しましたが、以下の記事では「国が行ったフリーターが採用されている職種の調査結果」や「職種別の年収」などを紹介しているので、こちらもチェックしてみてください。

フリーターが正社員採用されやすい、おすすめの職種一覧のアイキャッチ画像フリーターが正社員採用されやすい、おすすめの職種一覧

6. 高卒フリーターは、企業研究や職業研究をしっかり行う必要がある

就職活動の方法や高卒の人が就職しやすい職種については、ここまでに紹介した就職活動方法や職種の中から自分に合うものを選べば、いずれ内定が得られるはずです。

しかし、高卒フリーターの人には、正社員就職できたとしても早期に離職する人が多いので注意が必要です。

以下のグラフは、学歴別の就職後3年以内の離職率を表しています。

アンケートの対象者は、フリーターではなく新卒者なのですが、高卒の人は、就職後3年以内に約4割の人が離職していることが分かります。

平成22年3月新規学校卒業者の離職率。中学校卒、1年目41.3%、2年目13.1%、3年目7.6%、合計62.1%。高校卒、1年目19.5%、2年目11.3%、3年目8.4%、合計39.2%。短大卒、1年目18.0%、2年目11.5%、3年目10.4%、合計39.9%。大学卒、1年目12.5%、2年目10.0%、3年目8.5%、合計31.0%。
出典:若年者雇用を取り巻く現状

短大卒や大卒も離職率が高い傾向にあるので、それほど気にしなくてもよいと考えることもできます。

しかし、フリーターを辞めてまで就職するのであれば、できるだけ長く働きたいと考える人が多いのではないでしょうか。

このような早期の離職が起こる理由はいろいろあるのですが、以下のような企業や職業とのミスマッチで離職する人がたくさんいます。

  • 労働時間が長い
  • 肉体労働でキツイ
  • 思っていた仕事内容と違う
  • 給料が少ない

しかし、企業や職業については、事前に研究をしたり調べておくと、

  • 社風
  • 仕事内容
  • 仕事場の環境
  • 待遇

などが、就職する前にある程度分かるので、ミスマッチによる離職を防ぐことができます。

ですので、面接に参加する前にしっかり企業研究・職業研究を行い、長く働き続けられる仕事かをチェックしておきましょう。

<企業研究・職業研究の方法>

本やホームページを利用して研究する
職種別の仕事内容は、本屋で売っている就職活動本に、職業紹介の本があるので、そのような本を読んで研究するとよいでしょう。

企業研究には、「就職四季報」や「業界地図」などの本を利用したり、企業のホームページをチェックしてみましょう。
人材紹介会社や知り合いから情報を得る
人材紹介会社や知り合いから仕事を紹介してもらう場合は、紹介者から企業に関する情報を得ることができます。

特に人材紹介会社は、過去に入社した人や企業の採用担当者から情報を得ているので、社風や働き方などについて詳しく教えてくれる場合があります。
直接企業に問い合わせる
企業情報がなかなか得られない場合は、直接企業に問い合わせて、質問するのもよい方法です。

企業は、ミスマッチが原因で、すぐに退職されると困るので、職場環境や仕事内容などについて質問すれば、詳しく説明してくれます。
就職する前に試用期間を設けてもらう
外部から得られる情報は限られているので、入社する前に試用期間を設けてもらい、その期間に働き続けられる企業かを見極めるのもよい方法です。

実際に企業の中で働くと、どのような企業か、どのような人が働いているか、どのような仕事内容か、知ることができるので、ミスマッチで離職することは、ほぼなくなります

試用期間を設けてもらうのは、大企業では難しい場合がありますが、中小企業であれば、柔軟に試用期間を設けてくれることが多いです。

少しの手間をかけるだけで、再度、就職活動や転職活動を行わずにすむ可能性があるので、ぜひ行ってみてください。

7. まとめ

高卒フリーターの人も、正社員就職をすることは十分可能なので、自信を持って就職活動に取り組んでください

最近では、フリーターに特化した人材紹介会社や、フリーター向け求人が豊富な求人情報サイトもあるので、そのようなサービスを利用して、効率よく就職活動を行うとよいでしょう。

以下の記事で、フリーター向けの人材紹介会社や求人情報サイトを紹介しているので、ぜひ活用してみてください。

フリーターに人気の求人情報サイトランキング

フリーターが使っている人気の求人サイトを、ランキングにして紹介しています。

第1位
JAIC(ジェイック)
JAICは、フリーターを専門として就職活動のサポートをしてくれる人気の人材紹介会社です。

求人紹介だけでなく、「履歴書の書き方」や「面接対策」についても詳しく教えてくれます。
第2位
リクナビNEXT
リクナビNEXTは、フリーターから就職活動を行う際に、ほとんどの方が利用している人気求人サイトです。

扱っている「求人数」「職種の種類」共に充実しています。
第3位
はたらいく
はたらいくは、地方の求人に強い求人サイトです。

ここでしか見れない求人が非常に多く揃っています。

フリーターが使っている求人情報サイトを全て見たい方は、以下からチェックしてみてください。

フリーターが使っている求人情報サイトフリーターが使っている求人情報サイト

  • twitterのソーシャルボタン
  • lineのソーシャルボタン
  • hatenaのソーシャルボタン
  • pocketのソーシャルボタン

同一カテゴリーのページ

上に戻る

フリーターから就職ガイドトップページへ戻る

上へ
戻る