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フリーターの正社員就職が難しい理由

最終更新日: 2019年8月29日

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フリーターから正社員を目指して就職活動をはじめた人には、「内定を得るのが難しい」と感じる人が多いです。

それでは、なぜフリーターが正社員に就職することは難しいのでしょうか。

ここでは、「フリーターの正社員就職が難しい理由」と「フリーターの就職活動対策」について解説します。

日本企業の新卒採用主義が、フリーターの就職を難しくしている

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日本の就職市場は、基本的に新卒採用を中心に形成されています。

新卒採用とは、「高校3年や大学4年に就職活動をした人に内定を出して、卒業とともに入社させる採用方法」です。

大手企業を中心に、新卒者を採用して、一から教育をして育てるという方針を持っていることが多いです。

新卒というまっさらな状態から人材を育てれば、企業への愛着を持ってもらいやすく、その企業で長く働いてもらえるからです。

このような新卒を重視した採用が行われているので、就職しないまま卒業した人や、フリーターになった人は、求人が少なく、就職市場で新卒者よりも不利になる傾向があります。

このような就職活動環境が、フリーターの就職を難しくしている原因の一つです。

しかし、フリーターの就職活動環境があまりよくないとはいえ、フリーターが企業から採用されないわけではありません。

新卒者を優先的に採用したいと考える企業は多いですが、フリーターを採用したいと考える企業も中小企業を中心にたくさんあります。

また、大手企業も、営業職を中心に、経験を問わない求人をたくさん出しています

フリーターの中には、「就職活動をしてもどうせ採用されない」と考え、就職活動に対して消極的になる人もいるので注意が必要です。

フリーターにも正社員就職するチャンスはたくさんあるので、積極的に就職活動を行うことが内定を得るためには大事です。

フリーターの印象が就職を難しくしている

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フリーターの周りからの印象は、決してよいものではありません。

フリーターは、「自由に生活できることを大事にしている人」という印象を持つ人が多く、企業に正社員就職する際には、評価が低くなる場合があります。

企業の採用担当者は、アルバイト経験しかない人に対して、

  • 「責任ある仕事は任せられないかもしれない」
  • 「採用してもすぐに辞めないだろうか」

と考えて、書類選考で落とす場合もあります。

以下のグラフは、厚生労働省が採用担当者を対象に「フリーターを評価しない理由」について調査した結果です。

フリーターを評価しない理由。根気がなくいつ辞めるかわからない70.7%。責任感がない51.1%。職業に対する意識などの教育が必要。42.6%。塩嶺相応の技能、知識がない。38.1%。組織になじみにくい。36.3%。人物像がつかみにくい。29.1%。入社時の格付け、配置が難しい。14.6%。その他。5.5%。出典:厚生労働省の「雇用管理調査

  • 1位:「根気がなくいつ辞めるかわからない」70.7%
  • 2位:「責任感がない」51.1%

このような理由から、フリーターの評価は低くなり、就職が難しい原因になっています。

しかし、フリーターの印象や評価は、面接次第で大きく変えられるので、面接対策をしっかりと行うとよいでしょう

面接で「フリーターが必ず聞かれる質問」や「印象をよくするための答え方」については、以下の記事で解説しているので参考にしてください。

フリーターが面接で必ず聞かれる4つの質問と答え方のアイキャッチ画像フリーターが面接で必ず聞かれる4つの質問と回答例

フリーターは、一人で就職活動を行う人が多い

フリーターは、一人で就職活動を行う人が多いのアイキャッチ画像

フリーターの就職が難しい理由に、就職活動を一人で行う人が多いということがあります。

最近では、インターネット上の就職情報や、就職活動関連の本が充実しているので、一人で就職活動を行えると感じるかもしれません。

しかし、就職活動では不採用を言い渡されることがたくさんあり、人格を否定されたような気分になり落ち込むことも多いです。

そのような時に、フリーターは、誰にも相談ができず、一人で戦い続けなければならないので、就職活動において不利な立場にあります。

新卒者の多くは、友人と情報交換を行いながら就職活動をしているので、不採用になり落ち込んでいても、誰かが励ましてくれたり、新しい求人情報を教えてくれたりすることがあります。

また、大学の就職課にいけば、担当者から就職活動のアドバイスをもらうこともできます。

このような、就活仲間や就職活動に関してアドバイスをくれる人の存在が近くにあるのと、ないのでは、就職活動の難易度は大きく変わります

フリーターの人も、就職活動を行う際には、アドバイスをもらえたり、相談できる人が近くにいると就職できる可能性が高くなります

フリーターは、年齢が高くなると就職が決まりにくい

フリーターは、年齢が高くなると就職が決まりにくいのアイキャッチ画像

フリーターを続けていると、30歳を超えた頃から就職が難しくなります

雇用対策法の改正により、企業の人材募集や採用で、例外を除き年齢制限を行ってはいけなくなりましたが、今でも、年齢は高くなればなるほど就職が決まりにくいです。

企業がフリーターを採用する際に、年齢を考慮した採用基準があるので、20代、30代、40代の年齢別で見ていきましょう。

20代フリーターの採用基準
20代フリーターの採用基準のアイキャッチ画像

20代のフリーターの中でも、特に20代前半の人の採用基準として、将来性を評価するポテンシャル採用」を導入する企業が多いです。

「ポテンシャル採用」では、仕事経験や技術、資格などよりも、「熱意」や「人柄」などの潜在的な能力を高く評価します。

採用後は、人材育成をして将来、企業の戦力になってくれることを企業は期待します。

一方、企業が25歳を過ぎた人を採用する場合正社員の仕事経験を採用条件にして、フリーターを採用しない場合があります。

そのようなことから、25歳を過ぎて正社員の職歴がないフリーターの人には、「正社員に就職するのは難しいのではないか」と考える人が多くなります。

しかし、25歳を超えたアルバイト経験しかないフリーターでも、20代前半のフリーターと同じように、熱意や人柄を評価して採用する企業は多いので、それほど心配する必要はありません。

20代は全般的に、仕事を覚えるのが早く、未経験の仕事に挑戦しやすい年齢ですし、正社員未経験であれば、特定の企業文化に染まっていないので、職場に馴染みやすいので、企業は積極的に採用します。

20代であれば、求人サイト上で、募集要項が「未経験者歓迎」や「資格不要」というような、正社員の職歴がなくても応募できる求人がたくさん見つかります。

ですので、20代のフリーターは就職活動がしやすく、採用される確率が高いです。
30代フリーターの採用基準
30代フリーターの採用基準のアイキャッチ画像

30代の人を採用する場合、経験やスキルを持った人を即戦力として採用する企業が多いです。

ですので、30代フリーターは、応募企業で活かせる経験が何もないと、正社員として就職することが難しくなる場合があります。

しかし、近年の人材不足の影響で、30代のフリーターを採用したいと考える企業が増えて、30代未経験でも応募できる求人が増えています

特に、

・営業職
・ITエンジニア
・介護職
・飲食業界
・施工管理
・製造業
・ドライバー

などで、30代フリーターから応募できる未経験者歓迎の求人が多いです。

採用選考では、アルバイト経験が評価される場合もありますが、それだけでは正社員としての仕事ができるとは限らないので、採用に慎重になる採用担当者が多いです。

少しでも即戦力に近づけるように、就職先で必要な資格があれば、前もって勉強して取得しておくのもよいでしょう。

40代フリーターの採用基準
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40代以降は、アルバイトの職歴しかない場合正社員に就職するのは難しいです。

アルバイトでも、売上管理やアルバイトリーダーとして新人育成を行ったなど、正社員と同じレベルの仕事をしていた場合は、就職先に役立てられる経験があるので、採用される可能性があります。

しかし、同じ職場の社員が、40代の新人を部下として扱いにくかったり、また年齢相応の年収で雇用するとコストがかかったりするので、企業は積極的に採用しません。

ですので、40代フリーターが応募できる求人は少ない傾向にあります。

40代フリーターの人が正社員として就職するには、これまでに働いてきたアルバイトと同業界や同業種に絞った正社員求人に応募すると、採用される可能性が高いです。

企業は、このようなアルバイト経験者であれば、業務に関する基礎的な知識があるので、仕事を教えやすかったり、コミュニケーションが行いやすいと考えるからです。

その他にも、アルバイトや契約社員として働いたのちに、正社員として登用される正社員登用制度を利用して、正社員になる人もいます。

また、知り合いの紹介でも就職できる場合があるので、知人や親せきに求人がないかを確認してみるとよいです。

40代フリーターからの就職活動は少し困難をともないますが、正社員に就職できる方法はあるので、諦めずに就職活動を進めていきましょう。

その他にも、年齢が上がると体力が低下していくので、同じ未経験者を雇うのであれば、若い人材を選ぶ企業が多いです。

フリーターは年齢が高くなるほど、就職が難しくなるので、なるべく早く就職活動を行うことが大事です。

フリーターは、就職支援サービスやハローワークを利用しよう

フリーターは、フリーター向け就職支援サービスやハローワークを利用しようのアイキャッチ画像

ここまで見てきたように、日本の企業は新卒採用主義だったり、フリーターは企業からの評価が低かったり就職活動をする際に孤立するために、フリーターからの就職は難しいです。

このような環境の中で、何も対策を行わずに就職活動を行うことは、自ら火の中に飛び込むのと同じです。

そこで、フリーターから就職活動をはじめる場合は、就職活動環境を整えることが重要になります。

フリーターから就職活動を行う際は、フリーター向けの就職支援サービスを利用するか、ハローワークを利用するとよいでしょう。

このような場所では、就職活動のアドバイスがもらえたり、就職活動について相談したいことにも答えてもらえます

特に、フリーター向けの就職支援サービスでは、フリーター専門のキャリアドバイザーが、「正社員未経験」であることや、「学歴」「年齢」など個々の条件にマッチした求人を探してくれるので、一人で就職活動をするよりも効率的によい企業を見つけられます

また、上記したようにフリーターの印象や評価はよくないので、印象や評価をよくできるように、履歴書を作成して、面接で回答しなければなりませんが、フリーター向けの就職支援サービスではきちんと履歴書・面接対策を行ってくれます

このようなサービスを受けられる環境を整えておけば、フリーターの就職活動で不利な部分を大きく減らすことができます。

以下の記事では、フリーター向けの就職支援サービスを提供している企業を紹介しているので、ぜひ利用してみてください。

フリーターが使っている求人情報サイトのアイキャッチ画像フリーターが使っている求人情報サイト

まとめ

ここまで紹介してきたフリーターの就職活動が難しい理由や、フリーター向けの就職支援サービスやハローワークの存在を知らずに、正社員就職をあきらめたフリーターはたくさんいます。

しかし、皆さんは、ここで情報を得たのですから、フリーター向けの就職支援サービスやハローワークを利用することの重要性が分かったと思います。

ぜひ、積極的に利用して、よい企業に就職してほしいと思います。

以下の記事では、「フリーターから就職活動を行う方法」について解説しているので、こちらも参考にしてください。

フリーターから正社員に就職する方法のアイキャッチ画像フリーターから正社員に就職する方法

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