ニートとは就職、就職活動、学業、パート、アルバイトの全てをしていない人達です。
家事手伝いがニートに入るのか、入らないかは微妙なところです。
ニートの型には様々あり、つまづき型やヤンキー型や立ちすくみ型などです。
しかし、どの型の人達も何らかの形で挫折し、無気力になっているという人がほとんどのようです。
このニートの増加には、学生時代のつまづきや、学生時代から社会人になる時のギャプに対応できなくてなる場合が多いようです。
しかし、ニートの増加はごく自然のものだとも言えます。
企業の能力主義、日本の一般家庭の裕福さ、学生時代のVIP待遇。
この全てが、ニートの増加の原因であり、また、日本の目指してきた姿でもあると思います。
学生時代にVIP待遇を受け、家庭にはそれなりのお金がある。そして企業は能力主義で競争ばかりしている。
このような環境の中では、ちょっとしたつまづきや挫折で、就職をしない人が増えて当然だと思います。
ニートは甘いとよく言われますが、甘い状況を作り、そのなかで育てられた人に対して甘いなどと言える人はどこにもいないでしょう。
消費社会で、サービスがどんどんよくなり、人間を甘やかしておいて、いざ働かないと甘いというのはおかしいですよね。
それに、親と同居しているニートに「親はそのうちいなくなる」とよく言いますが、その時は働くようになると言うのが本当だと思います。
人間、つまづいたときは立ち止まるものです。そして、ピンチになったときに動き出すのです。つまづいて、ピンチではないならそのまま何もしないでいるのが普通です。
ニート問題は、問題ではなく今の社会の当然の姿なのです。
数十年後に、この人達の親がいなくなる頃にはしっかり働いているでしょう。
しかし、今現在の日本経済にとっては、生産人口が減ってしまい、かなり大きなダメージであると言うのも事実です。
しかし、その事を重要な問題と扱うのであれば、それ相応のシステムを築き、つまずいたり、挫折したりした人を支援する必要があるのでしょう。
まず、この人達に必要なのは就職では無いでしょう。
社会に受け入れてもらえる場を作る事です。
そして、ニートになっている本人もどこでなら自分は存在していられるかを考えるべきです。アルバイトからでもいいと思います。そこで、自分の存在できる場所を見つけられた人は既にニートから脱出しています。
