大学は、既卒者にOB、OGの情報を提供しない?

大学は、既卒者にOB、OGの情報を提供しない?のアイキャッチ画像就職活動を行う上で、就職を希望している企業で働いている先輩(以下OB、OG)に話を聞くことは非常に役立ちます。

企業のパンフレットやホームページなどから得ることができない、実際に働いている人の生の声を聞くことができるからです。

しかし、大学から提供されているOB、OGの情報は、新卒者向けにだけ提供されていて、既卒者は利用できないことが多いのです。

どうして新卒と既卒で閲覧できる情報に差があるのでしょうか?

OB、OG情報提供が既卒者に制限されている理由

OB、OG訪問ができれば就職活動に役立つにも関わらず、今でも既卒者向けには情報を提供していない大学も多いです。

新卒と既卒者でどうしてこのような違いがあるのかというと、個人情報の扱いに大学が慎重になっているからです。

2005年4月に個人情報保護法が全面施工されたことから、大学や企業が個人情報の扱いに慎重になっているのです。

個人情報には、氏名や生年月日など以外にも、卒業大学や就職先企業も含まれているので、OB、OGといった卒業生の情報も個人情報として厳重に扱われています。

個人情報を扱う際には、利用目的を制限する必要があると決められているのですが、OB、OGの情報を学生だけが閲覧できるように規約を設けている大学が多いです。

学生の範囲は、在学学生だけなのか、卒業学生も含まれているのかを明確にしている大学が少ないので、とりあえずリスクがないように在学学生だけに制限しているのが現状です。

ですので、既卒者が閲覧を求めたとしても、断られてしまうケースが多いようです。

早稲田大学は新規卒業者を対象としてOB、OG情報を提供している

OB、OG情報を既卒者が閲覧できないケースが多い中で、早稲田大学は新規卒業者を対象として情報開示を行っているので、既卒者も閲覧できるようです。

キャリアセンターでは職業安定法33条2項「学校等が行う無料職業紹介事業」により現役学部生・大学院生を中心に求人情報等の提供を行っています。企業から、卒業生の方向け(既卒生対象)の求人等も寄せられていますが、中途採用(転職)目的の情報ではなく、卒業後3年程度までの新卒に準じた求人情報であるのが現状です。また、OB・OGの方の名簿等も新規卒業者を対象としてご提供いただいているものとなりますので、転職目的につきましての閲覧はご遠慮いただいております。

卒業生への支援

早稲田大学の説明でも、少しOB、OG情報を閲覧できる人の範囲が分かりづらい部分がありますが、文章によると卒業後3年程度までの新規卒業者であれば閲覧できるようです。

早稲田大学も個人情報の扱いに相当慎重になっているのが説明文章から伝わってきますが、卒業生にも役にたつように、ということでこのような判断をされているのだと思います。

まだ、こういった対応をしている大学は少ないのかもしれないのですが、既卒者にとってもOB、OGの情報は役立つ情報ですので、既卒者向けの情報提供を行う大学が増えることが求められています

既卒者がOB、OG訪問をするには?

現状では、OB、OGの情報提供を既卒者に行っていると、ホームページなどで明示している大学は少ないです。

しかし、明示していなくても情報提供の範囲を卒業生までとしているケースもあるので、一度卒業した大学のキャリセンターに問い合わせてみるとよいでしょう。

大学にある求人情報は既卒者も閲覧できるはずですから、基本的には求人を見るためにキャリアセンターを利用すると考えておき、つけ加える形で「OB、OG情報も見ることはできますか?」と電話などで問い合わせるとよいでしょう。

それ以外の方法としては、卒業した大学の友人経由でOB、OGを紹介してもらう直接企業にOB、OGを紹介してもらう、などが考えられます。

中々難しいことではあるのですが、思わぬ形で先輩を紹介してもらえるかもしれないので、試してみるとよいでしょう。

まとめ

個人情報の取り扱いが厳しくなっていることから、OB、OGの情報を大学が既卒者に提供していないケースは多いです。

しかし、大学によっては卒業生も情報を閲覧できる可能性があるので、一度問い合わせてみるとよいでしょう。

大学の紹介以外にも様々な人脈を利用することで、OB、OG情報を得られる可能性もあるので、色々な人に相談してみるのもよいでしょう。

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