企業は、採用する人の年齢制限を設けることができない?

企業は、採用する人の年齢制限を設けることが出来ない?のアイキャッチ画像求人情報を見ていると年齢制限を設けている企業を見ることがあるのですが、企業が年齢制限を求人募集条件にもうける事は認められていることなのでしょうか?

以前は年齢制限を設けずに採用する事が「努力義務」とされていたのですが、雇用対策法が改正されて年齢制限を設けずに採用する「義務」が企業に発生するようになりました。

つまり、特定の条件に当てはまる場合を除いて、企業は求人を出す際に「~歳以下の方」といった年齢を条件にして求人を出す事ができなくなっているのです。

しかし、まだ少なくはない企業で年齢制限を設けた求人を出していますし、そもそも新卒採用などは新卒者以外が応募できないようになっているなど年齢による制限はまだまだ残っているように思います。

というのも、上記した「特定の条件」に当てはまる場合には年齢制限を設ける事ができるという、特定の条件が幅広く設けられており、そこを上手く使って企業は年齢制限を設けた求人を出しているのです。

新卒者などの採用においても、「新卒を期限の定めのない労働契約を結ぶ際には年齢制限を設けてもよい」とされています。

また、新卒者だけに限らず若者(35歳以下、あるいは45歳以下)全般にこの条件が当てはめられている事から、例えば「28歳以下の人を募集します」と求人情報に掲載しても問題ないとされています。

しかし、このままでは以前と何も変わらないという事になってしまうのですが、そもそもこの法改正があったのが年長フリーターなど年齢的に不利な人を支援する目的で行われているので、「28歳以下の人を募集します」と求人を出した場合は、「職業経験について不問」とする必要があるとされました。

つまり、「28歳以下の人を募集。職業経験のない方でも応募出来ます。」のようにすることにより法律違反にはならなくなるようになっています。

年齢制限を設けずに採用する「義務」はどれ位効力を生んでいるのか?

以前より少しは、企業が年齢制限が設けにくくなったり、仕事経験のない未経験者が求人に応募しやすくなったように見えるのですが、実態はどうなっているのでしょうか。

データがないのであくまで私見ですが、以前に比べれば求人での年齢制限がかなり少なくなったと思います。

また、多くの求人で未経験者可の求人も増えているように思います。

こういった法改正があるとまず大企業が反応して、後に中小の企業が続くのですが、法改正から数年が過ぎてかなり多くの企業で年齢制限に関しての考え方は変わってきていると思います。

まだ、今の段階では、形上は年齢制限を撤廃していても書類選考などで年齢が高い人をばっさり切ってしまう企業があるのも事実です。

しかし、これから年齢制限なく様々な人が様々な職業で活躍する事により、年齢制限を設ける事にあまり意味はなかったと理解する企業がますます増えていくのではないかと思います。

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